
昨日の朝刊土曜版です。
胃癌手術の権威で野心家の財前五郎 浪速大学医学部第一外科助教授
故.田宮二郎主演の映画(1966)とTVドラマ(1978)が最高でした。
白い巨塔とは「外見は学究的で進歩的に見えながら、その厚い強固な壁の内側は封権的な人間関係と特殊な組織で築かれ、一人が動いても、微動だにしない非情な世界」(小説文中より)
医局制度の問題点や医学界の腐敗を鋭く追及した山崎豊子の社会派小説である。(Wikipedia)
医療裁判にインフォームドコンセント・・・医学には素人の山崎豊子が続編の後書きで語っていますが・・・執筆に当たっての苦労は並大抵では無かった筈です。

Run太郎が新潮文庫で上下巻と続編の読破は1978年
田宮二郎のTVドラマと同時進行でした。
自らが胃癌で倒れるラストシーン。
最終回放映直前本人の猟銃自殺・・・
白い巨塔の田宮二郎は迫真の演技でした。
蔵書はかなり処分しましたがこれだけは本棚に今も健在です。
一読の価値があります。
医学を志す方には特に読んで欲しい一冊です。「白い巨塔」映画予告編(1966)オマケ4位のベン・ケーシーはヴィンセント・エドワーズ主演のTVドラマです。
1962~1964年に夜9時からの1時間でした。
Wikipediaには最高視聴率50.6%と。
毛深い前腕に白い上衣の脳外科医ベン・ケーシーが格好良く母親が夢中でした。
半袖のケーシーシャツが流行りました。
慶大医学部脳外科志望者が3割増えたとか・・・
実際の病院で女性患者がベッドで「早くケーシー先生を!!」と叫んだとか・・・ウソかマコトか?ですが良く覚えています。
オープニングのテーマ曲 とともに「♂(オトコ) ♀(オンナ) ✳(誕生) †(死亡) そして∞(無限)」は、前か後ろに「ベン・ケーシー!!」と付けてケーシーごっこの流行り言葉でした。
Run太郎が、♂(オトコ) ♀(オンナ) ∞(無限)を知ったのもこの頃です。
ベン・ケーシーベン(TVオープニング)昨晩は1日遅れのビーフコロッケ(*^_^*)
計11個作り完食でした\(^o^)/